ビジネスで4Cといえば、どんなCを思い出しますか?
マーケティングの3C分析とか4Cフレームワークは有名ですよね。
今日はマーケティングのCではなくて、起業家マインドの4Cを紹介します。
ちなみに3Cとは、Company(会社)、Customer(顧客)、Competitor(競合)のこと。
4Cとは、Customer Value(顧客価値)、Customer Cost(顧客のコスト)、Communication(コミュニケーション)」、Convenience(利便性)のこと。
起業家マインドの4Cとは、ストラテジーコーチのDan Sullivanさんが伝える、自信をつけるプロセスのこと。
起業家にとって「自信を持つこと」は、成功するか否かを決めるぐらい大事。
なんですが、これが起業前だったり、起業したばかりの時はめちゃくちゃ難しい。
だからこの自信をつけるプロセスを知ることが大事です。
ポッドキャストはこちらからお聞きください。
今日のトピック
自信をつける唯一の方法!起業家の4Cプロセスをマスターする
起業したら新しいことへのチャレンジの連続。
メルマガを始めるとか、ライブをするとか、初めて自分の商品を販売するとか。
だけど、私達の脳は新しいことに対してものすごーく「抵抗」します。
安全第一!
変化が大嫌い!
だからすぐに
「自信がないからできない」
「自信があればできるのに」
と、どうにか新しい未知の世界に行かないように、行かないようにと引き止めるんですね。
「自信がないから」で何もしなければ、起業しても成功なんてぜーったいに無理ですから。
自信をつけるプロセスを先に分かっていると、「自信がなくても進む」ことが当たり前になってきます。
この4Cプロセスを身に着けて、サクサクと新しい挑戦をしてUPLEVELしちゃいましょう!
Dan Sullivanさんの4Cの本はこちらです。
1.Commitment(覚悟を決める)
出た~!!覚悟!!
これ、私はいろいろな場所で「覚悟!」「覚悟!」「覚悟!」って何回も繰り返し伝えているので、もういいよ!!という人もいるかもしれません。
が、やっぱり「覚悟」って先に決めるものなので、ここでも最初に出てきます。
この覚悟は、何かをする!と決める覚悟です。
例えば、初めてメルマガを出すと決める。とか、ライブをやる、ポッドキャストをする。とか、どんな小さなことでも初めてする時の覚悟です。
何かをやる!と決めないと、なーんにも始まりません。決めると動きだすから「やると決める」が大事です。
2.Courage(勇気)
「覚悟」の次にくるのが「勇気」。
初めてブログ記事を公開したときのこと覚えていますか?誰も読まないとは思うものの、「公開」ボタンを押すのに半日ぐらいかかってました。
初めてのメルマガも。初めてのライブも、ぜーんぶ最初の1回目は「勇気」がいりました。
あの最初の一歩をすすむ、始める勇気。
これがないと「決めた」ことが「行動」にならないですよね。
Dan Sullivanさんは、この勇気をもって始めることを桟橋からボートに飛び乗るようなものと表現されてました。
勇気がなくて始められない状況は、片足を桟橋に引っ掛けて、もう片方をの足をボートに乗せている状態。
これではどっちにもすすまず、最後は湖にドボン!で、やれやれです。
「ボートに飛び乗る勇気」がいるんですね。
3.Capability(能力)
覚悟、勇気の次が「能力」です。できるようになること。
勇気を持って始めたら、最初はうまくいかなくても、続けているうちにだんだん上手くなってきます。
最初の1回目はめちゃくちゃ緊張したライブも、2回、3回と繰り返すうちに、段々と慣れてきますよね。
繰り返しやるうちに「できる」ようになる。「最初からうまくやっているわけじゃない」というのがポイント。
大人になると知恵がついたり、失敗したらカッコ悪いとか色々と考えて「1回目からうまくやってやろう!」と思う事が多いです。でも、ほとんどの場合は1回目はうまくいかないですよね😆
あーすればよかった、こーすればよかった!
そんな感じで、徐々にうまくなって「できる」ようになる。
4.Confidence(自信)
覚悟、勇気、能力で、最後が「自信」です。そう、自信がつくのは「最後」なんです。
何回もやって、うまくいくことが分かって、やっと、やっと最後に「自信」がつく。
これが自信をつける唯一のプロセスです。
最初から自信があるという人でも、過去の経験がベースにあって「自信」になっているだけ。
この4つのプロセスは、ひとつもスキップできないです。だから自信をつけたかったら、やるしかない。
「自信がないから始められない」は、「新しいことには挑戦したくない」と同じこと。
これでは、ずーっといつまでも「自信がない」からは抜け出せないですよね。
過去の4Cプロセスを振り返る
それでも自信がないから、、、、と立ち止まっている人は、過去の体験を思い出してください。
ビジネスでも何でもOKです。その体験を4Cプロセスに当てはめてください。
例えば、自転車に乗れるようになった経験とか。
最初は、補助輪なしの自転車に乗りたい!そこから始まり、コロなし自転車に挑戦する。なんども倒れて足を付きながら、乗れるようになる。気がついたら、自然に自転車に乗っている。
大人になってスキーを学んだ経験とかも同じですよね。
スキーを滑れるようになりたい!と決めて、勇気を持ってスキーを初めて、レッスンを受けたりして練習して、だんだんとうまく滑れるようになる。
どうですか?4Cプロセスで学んだ体験は思い出しましたか?
ビジネスも同じです。オンラインビジネスだからといって、いきなり全てがうまくいくことはほとんどないです。
自信がつくには4Cプロセスを通るしかないです。
もしあなたが今何かを始めようとして「自信がないから」と立ち止まっていたり、自信がないまま進んでいたら、この4Cプロセスを思い出してくださいね。
4Cプロセスの中のどこにいるか分かるだけでも前に進みやすくなります。
自信満々の時はこない
ポッドキャストEp40で、人生がうまくいかない人が抱えている6つの幻想をお話しました。その中の一つが「自信満々になる時はこない」というもの。
どんなに自信にあふれているように見える人も、次の挑戦をする時は必ず不安があったり、勇気がいるもの。
それは、どのステージにいても、新しい挑戦をする時はこの4Cプロセスを必ず繰り返すから。
だからどこまで言っても挑戦を続けて成長し続ける限り「自信満々」な状態にはならないんです。
一つの自信が次のステージへの勇気になる
この4Cプロセスで一つの自信がつくと、この自信が次へのより大きなチャレンジへの勇気になります。
今までは、最初のメルマガを書くのにビビって勇気がめちゃくちゃ必要だったけど、一度のこの勇気がついて自信がつくと、次は同じレベルの挑戦にはあまり勇気を必要としなくなります。
例えば、メルマガを書いている人がLINEを出すのはあまり勇気はいらないです。ブログを書いている人がnoteを書くのも同じ。
でもブロガーさんで顔出ししていない人が、顔出ししてLiveをするとなるとめちゃくちゃ勇気がいりますよね。
でも一度ライブの顔出しに慣れてできるようになると、次は顔出しの動画収録とか、セミナーとかそれほど勇気がなくてもできるようになります。
一つの自信が次へのステージへの勇気になる!そして雪だるまが転がるようにどんどん自信がついて、大きな挑戦ができるようになる。
そう思って、今目の前にあるチャレンジをしてくださいね。
まとめ
自信をつける4Cプロセスを紹介しました。
「自信がないからできない」ではなくて「やらない」から自信がつかない。なぜなら自信は最後につくものだから。
- Commitment(覚悟)
- Courage(勇気)
- Capability(能力)
- Confidence(自信)
この順番で進むので自信がつくのは一番最後😊でも、この自信が次の挑戦への勇気になっていく。
だからこそどんなに小さくても最初の一歩が一番大事なんです。
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